【幻想的】タイのチェンマイで行われる「コムローイ祭り」とは?由来やイーペン・サンサーイ祭りとの違いまとめ【ラプンツェルの世界観】

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コムローイ祭りとは

幻想的なランタン

皆さんはコムローイ祭りというものをご存知でしょうか?

名前にはピンとこなくてもこの写真を見た事ある人は多いと思います。

そうです、夜空に無数のランタンを浮かべるあの神秘的な祭りの事です。

1度目にしたら忘れられない幻想的な光景ですよね。

今回はそのコムローイ祭りについてまとめてみようと思います。

2019年のCADコムローイ祭りに参加してきた

筆者も2019年に念願のコムローイ祭りに参加してきましたので、こちらも合わせてご覧いただければなと思います♪

コムローイ祭り

開催国は?

コムローイ祭りはタイのチェンマイを中心に行われます。


チェンマイ | 【公式】タイ国政府観光庁

祭りの由来は?

元々は1年の終わりにその年の農業の収穫や豊作を祝ってコムローイ(ランタン)をあげており、サンサーイ地方で行われていたため「サンサーイ祭り」と言われていました。

タイは仏教なのでブッダへ感謝を届けるという意味も込められているようです。

また、コムローイの打ち上げが無事に終わると、苦難や厄も消え去ってくれると言われており、厄払いの意味も兼ねているらしいです。

一方で、チェンマイ地方ではロイクラトン(イーペン)祭りと呼ばれる灯篭(クラトン)を川に流して水の精霊にお祈りをする祭りも行われていました。

ローイクラトン(วันลอยกระทง, Loy Krathong)は、タイ王国全土で陰暦12月の満月の日を中心に開催される祭り。毎年11月頃に行われる。

ソンクラーンと並んでタイを代表する祭りである。ローイクラトン – Wikipedia

そして、その二つの祭りが同じ時期に行われるようになり、「イーペン・サンサーイ祭り」となりました。

コムローイ(ランタン)が使われる理由は?

打ち上げられるコムローイは、天灯(てんとう)と呼ばれる小さな熱気球の事を指します。

コムローイは昔から、通信手段として用いられていたようですが、ブッダへ感謝を伝えるという意味で使われるようになったようですね

塔の上のラプンツェルで一躍話題に

このコムローイ祭りは、ディズニーの大人気映画「塔の上のラプンツェル」の中で登場する灯篭を上げるシーンのモデルになったという事で一躍知名度が上がりました。

映画の中の幻想的なシーンが現実世界で体感出来るという事で一気に人気の旅行先となりました。

開催時期

コムローイ祭りはタイの旧暦で12月の満月の夜に行われるとされています。

なので、毎年開催日はバラバラとなっているので注意する必要があります。

2021年は開催予定

2020年の開催については、新型コロナウィルスの影響で中止だったり規模を縮小して開催していたようですが、2021年については今のところは開催予定のようです!

情報によると、新型コロナワクチンを接種していれば良いとのこと。

行く予定の方は早めにワクチンを打っておくことをお勧めします♪

過去の開催時期

参考までに歴代開催予定時期は以下の通りとなっています。

開催日
2021年 11月19日
2020年 10月31日
2019年 11月11日
2018年 11月22日
2017年 11月3日
2016年 11月14日
2015年 11月25日

語源

コムローイ祭りは英語では「Khom Loi(Loy)」と書きます。

タイ語でKhomは「光」、Loi「浮く」という意味になります。

この二つの言葉を掛け合わせる事で光を浮かべる祭り=コムローイ祭りとなるのですね!

観光客向けのイーペン・ランナー・インターナショナル

もともと、ブッダに祈りを捧げることが目的でしたが、見た目が幻想的で綺麗だということもあり観光客の人気が出ました。

そして、宗教に関心が無い人も気軽に楽しめる事を目的として、「イーペン・ランナー・インターナショナル」と言うコムローイの打ち上げを目的とした祭りが誕生しました。

コムローイ祭りについて調べると、「イーペン・サンサーイ」と「イーペン・ランナー・インターナショナル」がヒットすると思いますが、これらの違いを把握した上で旅行の予定を立てると良いでしょう♪

問題のある部分もしっかり認識しておこう

ここまで紹介してきて、コムローイ祭りはとても良いものだと言いましたが、問題点も何点かあります。

環境問題

打ち上げるコムローイは基本的には金属などを使うことは禁じられており、バナナの川を用いて作ることが勧められています。

とはいえ、大量のコムローイが打ち上げられ残骸が落ちてくることもあります。

全てが自然分解されるとは言い切れないので多少の環境汚染に繋がると言われています。

火災問題

コムローイは熱気球なので火をつけて空に浮かべるのですが、風の影響や作りの問題で、家や森に落下する可能性があります。

過去にも建物に落下し、火が燃え移ってしまった事故があったらしく、火災に繋がってしまう恐れもあります。

ゴミ問題

前述の通り、祭り後には残骸が街中や川などに散乱してしまうようですが、その回収作業は役所職員が行なっているとのことです

また、会場にゴミを捨てていく参加者が年々増加しているとのことでゴミ問題も増えてきているとのことです。

飛行機への影響

年々人気が出ているコムローイ祭りですが、飛行機の空路の関係で危険性を含めて開催状況が厳しくなっているのも事実らしいです。

実際に2019年のCADは、開催1ヶ月前にタイの行政からの指導で開催場所が変更になりました。

また、現地のトゥクトゥクの運転手さんによると、打ち上げるコムローイの数も今年はかなり少なく制限されたようです。

来年以降どうなるか分かりませんが、このような現状も頭の片隅に入れておくと良いかもしません。

とはいえ経済的効果は高い

このように、開催する事でメリットもデメリットもあるコムローイ祭りですが、参加料をとって開催している会場がほとんどなので、多くの経済的効果が発生します。

チェンマイ地方ではこの祭りが貴重な収入源となっているので、デメリットがあるからと行って祭りの開催を中止するという事も正直出来ないでしょう。

祭りに参加すること自体は悪いことでは無いので、こういったデメリットを理解し、少しでも改善出来るように意識しながら祭りを楽しむことが私たち参加者の最低限の役目だと思っています。

終わりに

タイの有名なコムローイ祭り

幻想的な光景は人生で一度は見てみる価値があるので、気になった方は是非チェンマイに足を運んでみてください♪